ヒトES細胞プロジェクト
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京都大学
国立大学附置研究所センター長会議
所長挨拶|
沿革
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組織
平成10年に、生体医療工学研究センターと胸部疾患研究所とが統合して「生体組織及び臓器の再生に関する学理及びその応用の研究」を目的として「再生医科学研究所」が設立されました。当研究所は設立当初から幹細胞研究を一つの軸に据えており、平成14年4月に附属幹細胞医学研究センターを設置し、積極的にES細胞研究を進めてきました。この間、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)の樹立、さらに、人工誘導多能性幹細胞 (iPS細胞)の創出が行われました。医工学研究関連でもナノテクノロジーを再生医工学に取り込む目的で平成16年4月に附属ナノ再生医工学研究センター が設置されました。平成20年10月には「再生医学・再生医療の先端融合的共同研究拠点」に認定され、全国の研究者と再生医科学の先端的共同研究を行う体制が整いました。
以上のように、研究上の大きな進展と法人化後の旧来の組織に囚われない機動性を生かして、大学本部を始めとする関係者のご援助もありこの13年の間に上記のような組織上も大きな改革を行うことができました。関係者各位のご尽力に感謝いたします。
多くの方が再生医科学研究所に、幹細胞研究を含む再生医学の基盤研究の推進と新しい医療の創出を期待されています。諸外国の再生医科学(Regenerative Medicine)の研究グループは、その設立母体の流れを汲んでそれぞれの分野に特化した研究を行っています。幸いにもわれわれの研究所は、幹細胞、基礎生物学、さらに医工学の研究グループが統合して設立されたこともあり、基礎研究から医療へ向けた応用研究まで再生医科学を統合的に研究できる世界的にも類を見ない研究所になっております。再生医学の基盤研究、幹細胞から治療に用いる機能細胞への分化方法などについては、今後とも変わらず研究を推進していきたいと考えています。また、医療への応用については、研究とともに安全性の確保、さらにそれを担保するのに必要な膨大な量のペーパーワークが必要であり、若手研究者を忙殺してしまわないよう、種々の支援措置が必要と考えています。附属病院をはじめ関係部局との連携のもと国民の期待にこたえるべく所員一同一層の努力をしていく所存でございます。
再生医科学研究所長 岩田 博夫
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