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現在の研究について

膜関係の人工臓器

人間の体の中では心臓や肺や消化管や脳ミソなどは、みな袋状の膜に包まれています。その膜と各臓器の間には水分のある空間が保たれていて、それが体内で大切な役割を果たしています。手術や外傷でこれらの膜を傷つけたり切り取ってしまった場合、これまではゴアテックスのような合成材料の膜や、人間の死体からとった脳硬膜を凍結乾燥したものを使って再建していました。しかし、こういった材料はそれぞれ問題があることが次第にわかってきたので、新しい膜の開発が期待されています。当研究室で開発したコラーゲンで作った人工の心膜、胸膜、腹膜、脳硬膜はだんだんと体の中で溶けて自分の組織に置き換わり、しかも再生した膜と臓器と癒着しないという優れた性質があります。

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